2022年2月1日に東京都知事や運輸大臣などを務め、芥川賞作家としても知られる石原慎太郎氏が亡くなった事がわかりました。
石原家といえば、俳優の石原裕次郎さんや石原良純さんが有名でお金持ちのイメージがありますが、遺産はどのくらいになるのか気になりますよね。
目次
石原慎太郎が東京都知事時代の所得は約2500万円
石原慎太郎氏の給与について考えてみます。
石原氏は1999年から2012年の13年間東京都知事を務めました。
東京都知事の所得は資産公開条例に基づき所得が2010年に公開されていました。
石原知事の所得は約2476万円で、前年より約156万円減った。このうち、作家としての収入など「事業所得」は前年比約45万円減の約145万円だった。
引用元:日本経済新聞
2010年は東京都知事の給与と作家の収入で約2476万円でした。
東京都知事を13年間務めていますので単純計算すると、
となります。
男性の平均生涯年収は約3億円と言われていますので、13年でそれ以上を稼いでしまったという事ですね。
石原慎太郎の遺産は億超え?
石原慎太郎氏の資産はどのくらいになるのでしょうか。
都知事時代に公開している資産では、本人名義で所有している不動産や預貯金、有価証券については、計約1億6326万円となっていました。
不動産:約1億1827万円
不動産①:東京田園調布の自宅
不動産②:神奈川県逗子市の別荘
不動産③:山梨県山中湖の別荘
預金:4149万円
国債:350万円
ここから、それ以降の所得が追加していること、なくなる直前まで執筆していた本が3冊出版予定ですから遺産は2億円を超える金額でしょう。
思ったよりも少ない気がしますね。
政治はお金がかかるといいますし、税金対策で生前贈与などもされていたのかもしれません。
石原慎太郎の遺産相続はだれが受け取るのか?
遺産相続は、配偶者が最も優先され2分の1、子供が残った金額の2分の1となります。
石原慎太郎氏の遺産を仮に2億円として考えてみます。
2億円の半分1億円を妻の典子さんが受け取り。
残りを子供4人で分けると、一人約2500万円となるため、
石原良純さんらの取り分は一人約2500万円となります。
しかし、石原慎太郎氏には、銀座クラブの女性との間に誕生した婚外子がいるというのです。
石原慎太郎氏は生前に準備をしているとは思いますが、もしかしたら今後問題になってくるかもしれませんね。
まとめ
今回は、石原慎太郎氏の遺産相続について調べていきました。
子供達はそれぞれ活躍しており資産もあると思いますので、残された母親にお金を残し、相続放棄をする可能性もあります。
相続の問題は、家族がいくら仲が良くても問題がおこると言います。
遺族は気持ちの整理がつかない中大変だと思いますが、心穏やかに過ごしていただきたいですね。