羽生結弦選手が北京オリンピックで金メダル3連覇に挑みます。
フィギュアスケートはショートプログラムとフリーの2つがあります。
フリーはショートに比べて演技時間が約4分と長く、得意な技や大技をメインに組み立てていく種目です。
この記事では、羽生結弦選手のオリンピックのフリーの曲について紹介します。
【参考】羽生結弦の北京オリンピックショートの曲は清塚信也が編曲!過去の演技動画まとめ
目次
羽生結弦の北京オリンピックフリーの曲は「天と地と」
羽生結弦選手がフリースケーティングで披露する曲は「天と地と」です。
「天と地と」の楽曲は、冨田勲さんが作曲した上杉謙信を描いた大河ドラマ「天と地と」と「新・平家物語」のテーマ曲から構成されています。
羽生選手がこの曲を選んだそうですが、選んだ理由のこのように語っています。
「自分が成長していないんじゃないか。だんだん戦えなくなっているんじゃないか」。人知れず悩んだことがあった。「戦うことに疲れた」とさえ思った。
そんな時に自身と戦国の最強武将を重ねた。犠牲と葛藤、戦いの美学に触れた。
「試合で得られる達成感があるからこそ、乗り越えることができる苦しみが好き」
引用元:スポーツ報知
上杉謙信は「軍神」と呼ばれるほど戦に強い武将だったそうで、ここぞという時に圧倒的なパフォーマンスを披露してくれる羽生結弦選手と近しいところがあるのかもしれませんね。
世界初の成功を目指す大技4回転アクセルを飛ぶのではないかと期待されています。
羽生結弦の過去オリンピックフリーの曲をまとめ
羽生結弦選手が過去のオリンピックでどんな演技を披露したのか振り返りたいと思います。
2018年平昌オリンピック:「SEIMEI」
羽生選手が、2度目のオリンピックのフリーの演技で披露したのは、「SEIMEI」。
梅林茂氏作曲の映画『陰陽師』のオリジナル・サウンドトラックです。
羽生結弦選手といったらこの演技を思い出す方も多いのではないでしょうか。
痛めていたはずの右足でジャンプをし、何度見ても鳥肌が出てしまうほど素晴らしい演技を披露しています。
2014年ソチオリンピック:「ロミオとジュリエット」
羽生選手が、初めてのオリンピックのフリーの演技で披露したのは、「ロミオとジュリエット」です。
ニーノ・ロータが作曲した映画『ロミオとジュリエット』のサウンドトラックです。
冒頭のジャンプで転倒しましたが、そこから踏ん張り後半の難易度の高いジャンプで大きく加点を得ています。
本人は納得いかない点もあったようですが、フィギュア日本男子初の金メダルとなりました。
まとめ
2022年北京オリンピックで、羽生結弦選手がフリーで披露する曲は、冨田勲さんが作曲「天と地と」です。
羽生選手が19歳の時に初めての金メダルを獲得し、現在27歳です。
もしかしたら、最後のオリンピックになるかもしれません。
羽生選手が目標としている4回転アクセルに挑戦し、有終の美を飾って欲しいですね。
オリンピック金メダル3連覇となるか楽しみです。