TBSの人気番組「冒険少年」の人気企画「脱出島」で「やらせ行為」疑惑について文春オンラインが報じました。
脱出島とは、島を脱出して5km離れたゴールにたどり着くまでの時間を競う企画で、不自然な点については以前から指摘されていました。
この記事では、ヤラセ疑惑について調査し、今後番組の打ち切り可能性についてまとめていきます。
目次
冒険少年の企画「脱出島」のやらせ疑惑報道まとめ
今回問題になっているのは、冒険少年の人気企画の一つ「脱出島」です。
「無人島にとり残されたらどうする?」というテーマで、出演者は45Lのリュックひとつに入る分の持ち物のみを持ち込み、それ以外は島にある限られたアイテムだけで有人島へ脱出するというものです。
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あばれる君は、何度も脱出に成功していて、持ち込み可能なワンバックもナシというスタイルで挑んでいました。
しかし、文春によると実際はバックを持ち込んでいたようです。
また、一人で作っているはずのいかだは、スタッフと一緒に製作していて、時にはスタッフに任せきりで横になる場面もあったそう。
さらには、あばれる君かゴールまで一人でイカダを漕いだように見えるが、実際はイカダを船で引いていて、ゴールまで船でワープしたとのことでした。
世間の反応は?
安全管理の元撮影されてるものとして、結構好きで見てます。それでいいんじゃないのかな?
なんとなく分かっていた。エンターテインメントと見ればよいのでは?という意見がある一方、あばれる君が子供達に対して、自分をみて頑張れというメッセージを送っているので、正直に言うべきという意見もありました。
スタッフは過労死寸前のブラック職場だった?
今回のやらせ疑惑が発覚したのは、番組スタッフを名乗る人から文春にメッセージが送られてきたからだそう。
そこには、「脱出島」企画で疲弊する現場スタッフの悲鳴と、その原因となったという“過剰演出”への憤りが書かれていました。
テレビで演者が行っているとなっていることの多くは、スタッフが行っているという、スタッフは過労死の危険性もあるということですが、どんな状況だったのでしょうか。
- 船づくりはスタッフが材料を無人島に持ち込み、数日前から泊まり込みで作成
- 長時間にわたる過酷な撮影
- やらせ演出のためスタッフが増員されない人員不足
- ロケ5日間はほぼ寝れない事も
- 部屋は相部屋、2段ベッドでプライベート空間なし、風呂もシャワーのみ
ありえないくらいひどい環境ですね。
この企画は定期的に放送されていますから、結構な頻度でスタッフがこの劣悪な環境の状態になることが想像できます。
あばれる君やらせで冒険少年「脱出島」は打ち切り?
打ち切りになってしまうのでしょうか。
TBSは、スポニチの取材に対して「今後の放送に影響はありません」としています。
過去にやらせ疑惑が報じられた「クレイジージャーニー」は打ち切りとなっています。
この番組は、放送倫理・番組向上機構(BPO)が「事実と異なるナレーションやスーパーで多くの視聴者が番組に求める約束に反したものだった」ということを理由に放送倫理違反があったと判断している。
今回問題になった冒険少年の番組も、放送倫理・番組向上機構(BPO)による判断が出てくる可能性があります。
TBS側は問題ないとしていますが、調査なしに終わらせて良い内容には思えません。
やらせとは別の問題になりますが、スタッフの労働環境の劣悪さは問題になるのではないでしょうか。
おわりに
この番組をみて、サバイバルにあこがれていた少年少女も多いと思いますが、夢を壊す形になってしましました。
ファンも多い番組ですので、正しい情報公開の上、番組を続けて欲しいでね。