羽生結弦選手が北京オリンピック金メダル3連覇に挑みます。
フィギュアスケートはショートプログラムとフリーの2つがあります。
ショートプログラムは、指定された7つの技で構成されるため表現力や技の技術力が問われます。
この記事では、羽生結弦選手のオリンピックのショートプログラムの曲について紹介します。
【参考】羽生結弦の北京オリンピックフリーの曲は「天と地と」!過去の演技動画まとめ
目次
羽生結弦の北京オリンピックショートプログラムの曲は「序奏とロンド・カプリチオーソ」
引用元:2021年12月24日 全日本フィギュア選手権
羽生結弦選手がショートプログラムで披露する曲は「序奏とロンド・カプリチオーソ」です。
サン=サーンス作曲でバイオリンで演奏されることが多い曲ですが、清塚信也が編曲したピアノバージョンを使用しています。
清塚信也さんは、「序奏とロンド・カプリチオーソ」についてこのように語っています。
ピアノアレンジをしている時点で、氷上の演技を想像し、涙が出ました。
サン=サーンスは天才すぎて孤独を歩んだ音楽家。
羽生結弦 選手というヒーローを、
その背負っている人々への真心を間近で見ると、
誰も歩んだことのない”道”が見えました。
今回のロンカプは、そんな表現をしたつもりです。— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) December 24, 2021
サン=サーンスは、天才だからこそ孤独な音楽家だったんですね。
同じく天才で孤独に戦う羽生結弦選手とリンクしてしまいます。
曲の背景を知って羽生選手のパフォーマンスを見るとさらに感動してしまいますね。
清塚信也さんは、羽生選手が全日本選手権で「序奏とロンド・カプリチオーソ」を披露したのを見て、感動のコメントをつづっています。
何かを鑑賞して、初めて、
子供の頃のように純粋に涙が出ました。
心より感謝と敬意を。— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) December 24, 2021
北京オリンピックフィギュアスケート男子ショートプログラムは、2022年2月8日に行われます。
羽生選手の演技が楽しみですね。
羽生結弦の過去オリンピックショートプログラムの曲をまとめ
羽生結弦選手は、過去に2度オリンピックで金メダルを獲得しています。
毎回素晴らしい演技を披露してくれる羽生結弦選手のショートプログラムの過去の演技をまとめました。
2018年平昌オリンピック:ショパン「バラード第1番」
羽生選手が、2度目のオリンピックの舞台で披露したのは、ショパン「バラード第1番」です。
羽生選手は、平昌オリンピックの3カ月前の練習中に右足首の靭帯を損傷してから、出場すら危ぶまれておりました。
しかし、羽生選手はピアノの美しい旋律とともに、3ヶ月のブランクを感じさせない完璧な演技を披露しました。
そして、自身の持つ世界最高記録(112・72点)に迫る111・68点を出しました。
2014年ソチオリンピック:ゲイリー・ムーア「パリの散歩道」
羽生選手が、初めてのオリンピックの舞台で披露したのは、世界に愛され続ける孤高のギタリスト、ゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」です。
哀愁漂うギターメロディに乗って19歳の羽生選手が緊張を感じさせない伸びやかな演技を披露し、会場をわかせました。
点数は101.45点で、自身の世界歴代最高得点を更新し、公式大会では史上初めて100点を超えす得点を挙げました。
まとめ
2022年北京オリンピックで、羽生結弦選手がショートプログラムで披露する曲は、清塚信也さん編曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」でした。
オリンピック金メダル3連覇となるか楽しみです。